「愛犬の服。そこまで汚れないから、まだ洗濯しなくて大丈夫かな?」
「でも、どれくらいの頻度でしたら良いのだろう...洗濯のタイミングって?」
意外と正解のない洗濯の頻度。今回はそんな疑問について解説していきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- 犬の服は3日に1日くらいで洗濯する
- 臭いや汚れの原因は犬特有の皮脂にある
- 人間の服と分けて、犬用洗剤を使うことがおすすめ
犬特有の臭いや汚れのもとを落とせると、清潔に保つだけでなく皮膚トラブルの予防にも繋がります。
そんな私は、トイプードルと暮らし始めて早8年が経過しました。愛犬と楽しく暮らしています。
このブログでは、愛犬と暮らすうえで便利な犬グッズの紹介もしています。ぜひお役立てください。
トイプードルや小型犬と暮らす飼い主さんが感じる愛犬への悩みをもとにお伝えしています。
それではよろしくお願いします。
目次
【結論】犬の服は3日に1回くらいの頻度で洗濯するのがおすすめ
服に付く汚れは、散歩に出かけた際の土や排泄物などだけでなく、皮脂や毛から出る犬特有の臭いや汚れが付着しやすいからです。
さらに、汚れたままの服を着せ続けるとアレルギー反応や皮膚炎を引き起こすことことも。
服に限らず、愛犬が使うグッズも普段から清潔にしてあげましょう。
犬の服の洗濯頻度が多いのは犬特有の汚れがあるから
こう言った原因が悪影響を与えます。
- 皮脂から発生する雑菌
- 服に付着する抜け毛
具体的に詳しく解説していきます。
皮脂の臭いと汚れと雑菌
犬特有の臭いや汚れはの原因は、犬の皮膚から分泌される皮脂にあります。
実は、犬も汗をかきます。しかし人間とは少し違った汗で皮脂が混じったベトベトした汗です。
ろうそくのロウをイメージすると分かりやすいと思います。
そんな汚れが多いほど愛犬の服は清潔に保たれなくなり、皮膚に悪影響を与えることになります。
服に付着する抜け毛
抜け毛のある犬種は毛の生え変わり時期に大量の毛が抜ける。その際、抜け毛は服に付着します。
落としにくい抜け毛を放置しておくと、ノミやダニの温床になることもあり皮膚トラブルの原因に繋がってしまいます。
抜け毛のある犬種をもつ飼い主さんは、抜け毛が与える皮膚への影響を知っておくと良いでしょう。
犬の服に付着した皮脂や抜け毛の汚れを洗濯で落とすことが大切
なぜなら、この皮脂にはワックスエステルと言う犬特有の皮脂が多く含まれているからです。
このワックスエステルはこの3つです。
- 皮膚の保湿性を保つ
- 水をはじかせる
- 毛のツヤを出すなど
犬の皮膚を守るために必要な成分として分泌されます。
なので、いかにワックエステルを分解できるかがポイントとなります。
ちなみに、私の愛犬は以前に「アレルギー性皮膚炎」を悪化させていました。
当然、皮脂で毛並みはベタベタ。お風呂に入れると皮脂が浮き上がるほどの状態。
獣医さんと相談しながらも当時は薬で抑え込む日々を送っていました。投薬以外の処置としては、皮膚を清潔に保つことで改善に向けていました。
もちろん、身の回りの服や毛布、タオルなどこまめに洗濯することもかかさずに。
数ヶ月、続けることによりとても良くなり今後も継続が必要と思い今に至っています。
このような経験から学んだことは、ワックスエステルは人間用の洗濯洗剤では落としきれない特徴があると言うことです。
そんな犬特有からの汚れを理解しながら、服や身の回りのものを清潔に保つことが必要です。
【体験談】こまめな洗濯頻度で犬の服の汚れや臭いを落とす方法4つ
毛や特有の汚れ・臭いを効率的に落とすことで、飼い主さんの手間も省け清潔な服を着せてあげることができます。
- あらかじめ服に付いた毛を取り除く
- 普段からのお手入れをこまめにする
- 一度にたくさんの洗濯物を詰め込まない
- 汚れが気になる場合はつけおき洗いをする
あらかじめ服に付いた毛を取り除く
わが家の愛犬はトイプードルなので抜け毛は少ないですが、服に着いた毛が残っていないかは常に確認しています。
洗濯機に入れる際には愛犬の毛が付いていないか確認し、ガムテープやコロコロクリーナーなどで毛を取ってから洗うようにしています。
普段からのお手入れをこまめにする
散歩から帰った後は、汚れが付きやすいのでこまめに服をお手入れするようにしています。
ちょっとした油断が病気の引き金にもなることもあるので、服を着せた後はその都度お手入れを忘れないようにしています。
一度にたくさんの洗濯物を詰め込まない
犬の洗濯物はまとめて洗ってしまいたいところですが、一度に多くの洗濯物を洗わないようにしています。
まず汚れを落とし清潔に保つことが優先的なので、無理のない適正容量で洗っています。
洗濯機によって適正な容量は異なるので、一度確認してみるのも良いかもしれませんね。
汚れが気になる場合はつけ置き洗いをする
普段の汚れとは少し頑固な汚れ方をした場合はつけ置き洗いをします。
方法は至って簡単で、洗面器やバケツなどにぬるま湯を浸し約1時間〜2時間ほどつけ置きします。
その後は汚れを落としてから洗濯機で洗います。
頑固な汚れも落とすことができるのでぜひ試してみてくださいね。
では、やはり気になるのが犬特有の汚れであるワックスエステル。この汚れの落とし方についてご紹介していきます。
人間と犬の服は同じような洗濯頻度だけど一緒に洗濯機に入れても良い?
なぜなら、ワックスエステルを含む臭いや汚れは人間用の洗濯洗剤では落とすことが難しいからです。
なので、犬には犬用洗剤を使ったほうが効率よく汚れや臭い落とすことができます。
そこで、私も使っているオススメの犬用洗濯洗剤と柔軟剤があります。
こちらの商品では、
- しっかりワックスエステルを落とすことができる
- 服に付いた毛の離毛効果がある
洗濯を分けてすることは多少の面倒を感じますが、愛犬の皮膚を守るためにも洗剤を分けて洗ってあげてください。
気持ち良く着せられれば、より一層おしゃれを楽しむことだってできます。
それに、おしゃれを楽しむうえでは、服のデザインや機能性も超重要です!
そんなおしゃれを楽しむ飼い主さん向けにこちらの記事でまとめました。あわせて読んでみてください。
まとめ
以上が「犬の服の洗濯の頻度って?犬特有の汚れを知ると今すぐ洗いたくなる」の解説となります。
ここまで紹介した「犬特有の臭いや汚れのもと」を理解し、洗濯することで服を原因とする皮膚トラブルも防ぐことができます。
再度、お伝えしてきたことを確認すると以下の通りです。
- 犬の服は3日に1日くらいで洗濯する
- 臭いや汚れの原因は犬特有の皮脂にある
- 人間の服とは分けて犬用洗剤を使って洗う
皮膚病になってからではとても時間も労力もかかります。かわいい愛犬にはいつも清潔な服を着せてあげてくださいね。
今回はここまでとなります。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
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