「犬の食器を洗う場所って、人と同じ場所で大丈夫?どこで洗えば良いのかな?」
「犬の食器を洗うのに、ぬめりが残る...ヌルヌル、ぬめぬめするのは何でだろ?」
愛犬のご飯は毎日のこと。犬の食器の汚れって、やっぱり気になりますよね。
本記事では、このような内容を解説していきます。
- 犬の食器に付くヌルヌルぬめりの正体が分かる
- 犬の食器の汚れを落とす洗い方が分かる
- 洗い方が分かれば、どこで洗うか判断しやすくなる
実は、犬の食器に付く汚れには、犬特有の汚れが関係しいるのです。
このブログでは、私が感じてきた悩みをもとにお伝えしています。多くの飼い主さんのお役に立てれば幸いです。
目次
【結論】犬の食器をどこで洗うか?犬特有の汚れを知って洗い方を知るべし
なぜなら、愛犬が食べ終わった食器には、犬特有の汚れが付いていているから。
お皿を舐めながら食べるから、ヌルヌルするって思いますよね。実は、それだけが原因ではなく、人と犬では唾液の構造に違いがあります。
そんな犬特有の汚れ、洗い方を解説していきますね!洗い方分かれば、自然と洗う場所も分かるはずですよ♪
こう言った、動物病院に行ってまで相談しない悩み。飼い主さんだけしか気付かない、小さな悩み。あなたも1つや2つは抱えていませんか?
愛犬の食器の洗い方1つ取っても、他の飼い主さんはどうしてのだろう?って思うことありますよね。
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犬の食器に付着する特有の汚れの洗い方と、どこで洗うかを考える理由
愛犬がご飯を食べるときに、口の中で繁殖した細菌が食器に付くことで、バイオフィルムを発生させます。
人と犬の唾液の違い
- 人の唾液は、弱酸性
- 犬の唾液は、アルカリ性
犬の唾液は、消化酵素を含まないアルカリ性。そのため、バイオフィルムが繁殖しやすくなるのです。
もともと人も犬も口内にはたくさんの細菌が存在します。酸性は細菌を分解する力が強いのですが、アルカリ性は弱いのが特徴的です。
犬の唾液に細菌が繁殖しやすい理由です。
そのため、食器に付着した細菌と細菌が結束しあい、細菌の膜(バイオフィルム)を形成させます。
強く結束した細菌達は、手でこすって洗うだけでは簡単に落とすことができません。 細菌が繁殖しにくい、人と同じ洗い方をしていては汚れは落とせないと言うわけです。
そのうえで、犬の食器の洗い方を理解しておく必要がありますね。
バイオフィルムに効果のある犬の食器を洗う方法3つ
ぜひ、参考にしてしてくださいね♪
バイオフィルムを落とす洗い方3つ
- 乾いたままキッチンペーパーなどで拭き取る
- 犬用の食器スポンジを使う
- バイオフィルムを酸性で分解する
ひとつずつご紹介します。
乾いた食器のままキッチンペーパーなどで拭き取る
愛犬の食器は水に濡らさず、乾いたキッチンペーパーやティッシュなどで拭き取ることでバイオフィルムを落とすことができます。
そこで、食器を乾いた状態のままの状態で拭き取る細菌の膜を壊す方法があります。
食べ終わった後、キッチンペーパーやティッシュなどですぐに食器を拭き取ってしまいましょうね。ぬめりの発生を防止できます。
犬用の食器スポンジを使う
犬用の食器スポンジを使っても、バイオフィルムを取り除く方法があります。
人間用の食器スポンジより繊維がきめ細かく、食器への密着が強いので細菌の膜をかき出すことができるからです。
価格もそれほど高価なものではなく経済的!毎日の食器洗いにとても便利ですね♪
洗剤を使わず速乾性のあるところが、メリットです。
バイオフィルムを酸性で分解する
バイオフィルムは酸性に弱いため、これまでの方法でバイオフィルムを破壊した後に、酸性で除菌すれば細菌繁殖の予防になります!
でも、ここで注意が必要なことは、愛犬に安心して使用できることですね!
安全に使える酸性を持つ成分
- お酢
- クエン酸
- 微酸性次亜塩素酸水
どれも、スプレーに入れて吹きかける使い方をします。
食事が終わったら、キッチンタオルやティッシュペーパーでバイオフィルムを拭き取り破壊。直接、食器にスプレーしてしばらく放置です。その後は、洗い流し乾燥させます。
実際に飼い主さんが愛犬に使うには、クエン酸か微酸性次亜塩素酸水のどちらかでしょうか。
クエン酸・微酸性次亜塩素酸水の特徴
酸性の濃度を表すph(ペーハー)の数値から、違いを比較します。
- クエン酸 ph2〜3
- 微酸性次亜塩素酸水 ph5〜6.5
数字が小さいほど酸性濃度が高く、クエン酸の方が高いと言うことが分かります。
phの早見表
どちらを使うかは飼い主さんの好みにもよりますが、わが家では酸性が低くでも愛犬に一切害がなく、安心安全に使える微酸性次亜塩素酸水を利用してます。
微酸性次亜塩素酸水の詳しいことについては、こちらで紹介しています。
頑固なバイオフィルム。繁殖予防にも愛犬が使っても安心なものを使ってあげましょうね。
犬の食器に人間用の洗剤を使っても大丈夫?どこで洗うと良い?
ただし、人間用洗剤は中性なのでアルカリ性であるバイオフィルムを落とすことは難しかったりします。
中性洗剤でも汚れが取れないわけではありません。でも、ぬめりは取れにくいです。
傷ができると、その部分に細菌が入り込んでしまい細菌の住処を作ってしまうこともあります。衛生的ではなくなってしまいますよね。
このように考えると、洗う場所よりも洗い方に重点を置いた方が良いと思えませんか?キッチンで洗っても、別の流し台で洗っても、それほど違いはありませんよね。
なので、わが家ではどこで洗うのか決めていません。洗い方さえしっかりすれば、洗う場所はあなたが決めても大丈夫なのです。
とは言え、他の飼い主さんはどうしているのだろ?と感じるあなた。ユニ・チャーム運営の【DOQAT】を利用すれば、経験豊富な先輩飼い主さんに相談できちゃいますよ♪
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まとめ
以上が「犬の食器はどこで洗う?洗う場所、ヌルヌルぬめりの正しい洗い方3つ」の解説になります。
犬の食器に付くバイオフィルムの特有の汚れを理解し、正しい洗い方で愛犬の食器の汚れを落としてあげてくださいね。
もう一度、ここまでの内容を確認すると以下の通りです。
- 犬の食器に付く汚れは、バイオフィルムと言う細菌の膜
- バイオフィルムには正しい洗い方がある
- 洗い方が分かれば、洗う場所は気にしなくても大丈夫
正しい洗い方を知っておけば、犬の食器を洗うのがとても楽チンになります。いつも清潔に洗ってあげてくださいね!
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。