「愛犬がご飯を食べないのはただのわがままなの?」
「それとも、体調でも悪いのかな?心配になります...」
こう言った悩みについて解決していきます。
この記事を読むことで、以下の内容を知ることができます。
- 「わがまま」か「体調不良」かを見極められるようになる
- 食べない理由が分かれば対応の仕方が分かる
- わがままな時に試す対処法5つが分かるようになる
その上で、おやつは食べるけどご飯は食べない愛犬への対処法をお伝えしていきますね。
このブログではトイプードルや小型犬と暮らす飼い主さんが感じる悩みをもとにお伝えしています。
それではよろしくお願いします。
目次
【結論】“おやつは食べるけどご飯は食べない”は子犬の様子で見極める
子犬がご飯を食べない時の理由としては、大きく分けてこの2つの原因があります。
子犬の様子から、わがままなのか体調不良なのか見極めることができるので、まずは良く見られる特徴について解説していきます。
ご飯を食べない子犬はどんな時がわがままなのか?体調不良なのか?を知る
よく見られるそれぞれの特徴は以下の通りです。
fa-pawわがままでご飯を食べない場合
- 元気があって、うんちも問題ない
- 散歩や遊びはいつも通りする
- 大好きなおやつしか食べない
- ドッグフードに飽きてしまっている
- ご飯の匂いは嗅ぐのに食べない
- 他の食べものが出て来るのを待っている
- 途中まで食べて止めてしまう
などなどです。
体調不良の場合は次のようなものがあります。
fa-paw体調不良で食べない場合
- いつもより元気がない
- ぐったりして寝ている
- うんちが柔らかく下痢ぎみ
- 大好きなおやつを食べない
- 吐いてしまう
- 水を飲まない、飲みすぎる
- 体が震えている
もし、体調不良の傾向が強いと感じたのなら病院に連れて行ってあげましょう。大好きなおやつをあげても食べない興味を示さない場合は病気の可能性もあります。
子犬期にとってご飯を摂取することは、成長や体調のバランスを保つうえでもとても大切です。
様子がおかしいなと思ったら早めの受診をおすすめします。
どちらの特徴が強いのか、見極め方として参考にしてみてください。
わがままが原因で子犬がご飯を食べない時にできる対処法5つ
では、わがままが原因でご飯を食べない時にできる対処法をご紹介します。
普段の食事の習慣に一手間加えることで、ご飯を食べるようになるかも知れません。今からでもできる簡単で効果的な方法5つなので、ぜひやってみてくださいね。
- おやつをあげるのを止める
- トッピングしてみる
- ドッグフードをふやかす
- それでも食べない場合は下げる
- ドッグフードを変えてみる
では、順番に詳しくみていきましょう。
おやつをあげるのを止める
まずは、おやつをあげることを一度止めてみます。
飼い主さんにおねだりすれば貰えると学習している子も多く、「おやつの方が美味しいからご飯はいらない」と言ったわがままな習慣が付いてしまいます。
でも、貰えないことが分かると諦めてご飯を食べる子もいるよ。
おやつをおねだりしてご飯を食べない場合は、おやつを止めることから始めると良いです。それからご飯を与えてあげましょう。
トッピングしてみる
ドッグフードの上に「ウェットフード」や「ゆで野菜」などトッピングしてみるのも効果的です。
たとえば、犬が食べても大丈夫な食材にはこのようなものがあります。
・ヨーグルト(無糖で低脂肪のもの)、カッテージチーズ
・ゆでた野菜(ニンジン、キャベツ、サツマイモなど)
※ねぎ、玉ねぎ、ニラは絶対にダメ
・ゆでた鶏のササミやムネ肉(子犬の場合はゆで汁)
もともとドッグフードには必要な栄養バランスが含まれているため、トッピングをする場合はドッグフードの量を調節してあげる必要があります。
トッピングの具材と合わせてドッグフードも一緒に食べてくれれば成功です。
ドッグフードをふやかす
ご飯を食べない時にやってみたいことの一つには、ドッグフードをぬるま湯でふやかしてみることです。
また、消化も良くなり水分も同時に取ることができるので、普段ご飯を食べる子犬や老犬にもおすすすめです。
ご飯を食べないときには効果的なので、ぜひ試してみてください。
ドッグフードのふやかし方の関連記事はこちらで紹介しています。参考にしてみてください。
それでも食べない時はご飯を下げる
以上のことを試してみても食べない場合は、思い切ってご飯を下げることも必要です。
愛犬にとっていつでもご飯を食べられる状況は、「食べなければ別のものを出して貰える」、「また後で食べたら大丈夫」と学習させてしまいます。
そうすると、ご飯を食べるのはいつでも良いとわがままな子になってしまうわけです。
なので、食べさせる工夫をしてもなお食べないのであれば下げてしまって大丈夫です。
ドッグフードを変えてみる
ここまでやっても食べないのなら、ドッグフードを変えてみても良いです。
これまでのことを全部やってみても食べないのであれば、ドッグフードに問題がある可能性もあるので愛犬にとってもストレスを感じてしまいます。
ドッグフード変える際には、成長段階に合わせた「総合栄養食」を選んであげましょう。
また、新しいドッグフードに切り替える際には、1週間〜10日間くらいかけて以前のドッグフードに混ぜて増やしながら変えて行った方が良いです。
わが家でも何回かドッグフードを変えていますが、毎回ゆっくりと時間をかけて切り替えていきます。
なぜなら、成分の違いから消化不良により下痢や嘔吐の可能性があるからです。
ご飯を食べなくなった場合、最終的にドッグフードを変えてみることも必要なので試してみてくださいね。
ドッグフードの切り替え方法についてはこちらで紹介しています。良ければどうぞ。
ドッグフードによって摂取するカロリー(代謝エネルギー)は異なるので、一日に与える分量も異なります。ドッグフードを変える際には気を付けてあげたいことの一つです。
関連記事についてはこちらで紹介しています。参考にしてみてください。
子犬がおやつを食べるならご飯はそれほど食べなくても良い?
ご飯を食べるようになるまでは、以上のような対処法を試してみて食べるかどうかを様子を見てみましょう。
かと言って、ここまでやってもなかなか食べてくれないのなら「別におやつでも大丈夫なんじゃないの?」と思ってしまうのは良くありません。
個体差はありますが、子犬は2日〜3日くらいはご飯を食べなくても大丈夫だと言われています。
意外とお腹が空けば食べてくれたりするので、飼い主さんは根気良く食べるまで様子を見てあげることが必要です。
「このまま待っていても何も貰えない、やっぱり食べよう」と学習してくれるようになれば、わがままを直すにも良いというわけですね。
おやつで空腹を満たすのではなく、ご飯で空腹を満たしてあげましょう。
まとめ
ここまでが「“子犬がおやつは食べるのにご飯は食べない”そんなときの対処法5つ」の解説となります。
この記事でお伝えした「ご飯を食べない子犬はどんな時がわかままなのか?体調不良なのか?」を見極めることで、子犬への接し方が分かるようになります。
もう一度、ここまでの内容を確認すると以下の通りです。
- 「わがまま」か「体調不良」かを見極める必要がある
- 食べない理由が分かれば対応の仕方が分かる
- わがままな時に試す対処法5つをやってみる
飼い主さんも愛犬の様子を良く知ってあげることで、体の健康や栄養バランスを保ってあげることができます。
今回はここまでとなります。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
それではまた〜。