「子犬の足やお尻の汚れが目立つ… 自宅て洗うべきかな?」
「それともトリミングに行くべき?それなら、いつから連れてあげたらいいんだろう…」
今回はこのような悩みについて解説していきます。
この記事を読むことで分かることは以下の内容になります。
- 子犬のトリミングはワクチン接種後からできる
- トリミングデビューするまでに子犬にやってあげたいことが分かる
- まだトリミングに行けなくても自宅ならシャンプーしても大丈夫
トリミングは汚れや見た目の綺麗さを保つだけでなく、皮膚炎などの病気の予防にも繋がります。
最後まで読んでいただけると、トリミングに連れて行くための準備の仕方も分かるようになります。
このブログでは小型犬と暮らす飼い主さんが悩みに感じやすいことを元にお伝えをしています。
それではよろしくお願いします。
目次
【結論】子犬のトリミングはいつから?連れて行くのは生後3ヶ月を過ぎてから
その理由には、産まれてからまず打たなければいけないワクチン接種がすべて終わる時期だからです。
反対にトリミングサロンもワクチン接種済みを基準に受け入れることが多く、抗体が体内にできる時間も考え接種後1週間以上は経っていることを目安にしていたりします。
ワクチン接種後の子犬ならいつからでもトリミングに行っても良い理由
毎日たくさんの犬が来るトリミングサロンには、健康な犬ばかりではなく感染症にかかった犬も出入りすることがあります。
そのため、トリミングサロンでも「ワクチン接種をした証明書」や「狂犬病予防接種済の証明書」の提示を求められることがほとんどです。
子犬は抵抗力も弱く感染症が重大な病気に繋がることがあるので、ワクチン接種が終わってからトリミングに連れてあげましょう。
いつからでも子犬がトリミングデビューできる準備を整えておく“3つのコツ”
トリミングサロンは子犬にとったら初めてで知らない場所。それに、知らない人がいて、日常にはない音、においなど初めての経験から不安に感じることばかり。
初めてのトリミングでもうまくできるよう、自宅でもできる準備についてまとめてみました。
以下の3つを気にかけてあげてください。
- 触れられることに慣れておく
- 子犬の個性をよく知っておく
- 水に濡れることに慣れさせてあげる
触れられることに慣れておく
ブラッシングは毛玉を無くす、体に触れてあげることをきっかけにスキンシップも図れます。
日常的にお手入れされたり、体を触られる習慣が身に付いているとトリミングを初めて受けるときも動じにくくなります。
子犬が普段から嫌がらずブラッシングさせてくれるのなら、毛玉ができない程度でも良いのでお手入れの習慣に慣れさせてあげましょう。
子犬の個性をよく知っておく
普段から愛犬が触られて嫌なところや、かみグセがあったり大きな音が嫌いなど飼い主さんにしか分からないこともあるからです。
日常から子犬が持つ個性をメモなどに残しておいたりすると、トリミング前に効率よくトリマーさんに伝えることができます。
水に濡れることに慣れさせてあげる
水に慣れていない状態からいきなり水に触れてしまうと、怖がってしまったり水が嫌いになってしまうこともあります。
なので、自分の汚物で足やお尻周りが汚れたときなど濡れたタオルで拭き取ってあげたりして普段から水に濡れることにも慣れさせてあげると良いです。
- シャンプーコース
- トリミングコース
良くあるシャンプーコースを例に取ると以下のような感じです。
- 爪切り
- 耳掃除
- 肛門腺絞り
- 足裏バリカン
- 足回りカット
- シャンプー
そして、トリミングコースはこのシャンプーコースにカットが追加された内容になっていることがほとんどです。
つまり、トリミングコースにはシャンプーコースの内容が全部入ったものと言うことができます。
子犬のトリミング前でも自宅ならシャンプーしても良い?いつからなら大丈夫?
自宅でならトリミングサロンのように、不特定多数の犬が出入りしないので感染症の心配がありません。
なので、汚れが気になるようであれは自宅でシャンプーをしてあげましょう。
シャワーにいたっても直接かけるのではなく、手ですくったぬるま湯を優しくかけてあげる感じ。
また、終わった後も乾き残しがないよう濡れたところをタオルやドライヤーを使ってしっかり乾かしてあげます。
自宅でシャンプーするうえで便利なグッズをご紹介します。
fa-pawブラッシングをする
ブラッシングをしないまま洗ってしまうと、洗剤の洗い残しにも繋がり、乾きにくいことで毛が固まったりします。
そのためには、シャンプー前のブラッシングはとても大事です。
わが家ではブラシ部分が出し入れできるこのようなタイプのブラシを使っています。
使わない時の収納がとても便利なのでおすすめです。
fa-paw体を洗うスポンジ
汚れたところを洗う際にもフワフワに泡の立った洗剤で優しく洗ってあげることです。
なので、泡立ちの良いスポンジがおすすめ。
使い方洗としては、シャンプーをつけて水分を含ませながら揉み上げてあげるようにします。
便利な泡立てスポンジはこちらです。参考にしてみてください。
fa-paw濡れた体を拭く
そんなことからも、吸水性に優れたタオルを使って素早く乾かしてあげることにも気を配ってあげましょう。
吸水性のあるタオルについてもおすすめできる商品があるので良ければご参考にどうぞ。
初めは練習程度に、無理のないよう自宅でシャンプーを始めてあげましょう。
犬の皮膚や毛は、人と比べて刺激に弱く繊細でデリケートなものです。
そのため、皮膚の弱い愛犬にとっては刺激の強いシャンプーを使い続けることは体への負担や皮膚トラブルを招く原因にもなります。
そんな愛犬と暮らす飼い主さんにとっては使うシャンプーも気を付けてあげたいところですよね。
皮膚や毛にも優しい低刺激なシャンプーについて、こちらの記事でまとめました。愛犬のことを想う飼い主さんはあわせて読んでみてください。
アミノ酸系シャンプーはとてもオススメです。
【体験談)子犬から行き始めたトリミングサロンが合わないなら変えてみる
トリミングサロンに定期的に通う必要のある犬種にとったら、トリミングは“楽しいところ”、“ストレスを感じないところ”と思える場所でないと飼い主さんも安心して預けることはできません。
これは私の経験上のお話ですが、相性の良いトリマーさんに預けることができた場合、2回目以降でも愛犬がトリマーさんやサロンに好意を示すかどうかで判断しています。
今のトリミングサロンに通い始めてから5年以上が経ちますが、愛犬は訪れる度に尻尾を振ってトリマーさんにくっついて行きます。
もちろん私の地元でも腕の良いトリマーさんで有名なサロンですが、私の愛犬はよほど好きなのかトリミングが終わっても帰りたがろうとはしません。
「この子ならまだまだゆっくりとしてもらって良いからね」って言われてまったりと過ごして帰ってくるくらいです。
私もそんな愛犬のサロンでの過ごし方が安心して預けられる理由でもあり、次もお願いしようと思えることに繋がっています。
実際には、初めて行ったトリミングサロンに比べ価格帯は高くなりましたが、“愛犬が楽しみながら、私が安心して預けられる”ことはお金には変えられないと思います。
ぜひ今後のことも踏まえて、愛犬と相性の良いトリミングサロンを探してみてくださいね。
まとめ
以上が「子犬のトリミングはいつからなら大丈夫?デビュー前の準備が大切です」の解説となります。
今回ご紹介した、トリミングデビューまでの準備を心がけると子犬が初めてのトリミングで感じる負担を軽くしてあげられるようになります。
ここまで解説してきたことをもう一度まとめると以下の通りです。
- 子犬のトリミングはワクチン接種が終わってから
- トリミングデビューするまでに、水や触られることに慣れておく
- まだトリミングに行けなくても自宅ならシャンプーしても大丈夫
これから愛犬が行く初めてのトリミングを、飼い主さんはサポートしてあげて下さいね。
今回はここまでとなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。