犬のお腹からキュルキュルと鳴る音が聞こえる…食欲不振でもなく、ぐったりして食べないわけじゃない。いつも通り元気がある。
犬のお腹が鳴るのは、空腹から?それとも、何か悪い病気でも隠れているのかな?
原因が分からず、愛犬のお腹がキュルキュル鳴る様子が心配なあなたへ。
病院に連れて行くまでもないような、飼い主さんにも判断の難しい時ってありますよね?
本記事では、そんな犬のお腹がキュルキュル鳴る時の原因を解説します。
実は、犬のお腹がキュルキュル鳴る原因には、生理現象から来るものと体調不良から来るものの2つ。
ぜひ、お役立てくださいね♪
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また、体調不良を原因とする場合、普段からの健康管理や通院や手術などへの備えの準備も大切です。
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目次
【結論】犬のお腹がキュルキュル鳴るときは、食欲不振やぐったりなど他の症状に注目すべし
なぜなら、いつものように元気があってお腹が鳴るだけなら、胃腸が正常に動いている証拠だからです。
しかし、それ以外にいつもと違った以下のような症状が見られた場合には注意が必要。
チェックポイント
- いつもより元気がない
- 食欲がない(食欲不振、ご飯を食べない)
- 下痢や嘔吐をする
- いつもより落ち着かない感じがする
- ぐったりしている感じがする
- 息が荒いように感じる など
いつも愛犬の側にいる飼い主さんでしか感じられないこともあります。
犬のお腹が、キュルキュル鳴ること以外に注目してあげるようにしましょう。
犬のお腹がキュルキュル鳴る原因は2つ!生理現象と体調不良
犬のお腹が鳴ること以外に注目して、もし他の症状が見られる時は病気が隠れている場合があります。
愛犬のお腹がキュルキュル鳴る原因は、主に2つです。
- 【生理現象】胃腸が正常に働いているときの音
- 【体調不良】胃腸に問題があって鳴っている音
愛犬のお腹が鳴っているときは、どちらが原因なのかを観察することが大切です。
その観察の仕方について、生理現象と体調不良に分けて詳しく解説していきましょう。
犬のお腹が【生理現象】でキュルキュル鳴る場合
この状態でよく見られる様子はこのような感じです。
生理現象の場合
- 愛犬が空腹であるとき
- 消化で胃腸が働いているとき
- お腹にガスが溜まっているとき
お腹がキュルキュル、ゴロゴロ鳴ることを「腹鳴」と呼びますよ。
それぞれの特徴を簡単にご紹介します♪
愛犬が空腹であるとき
犬も人間と同じように空腹だとお腹が鳴ります。
これは、空腹時に起きる腸の収縮する運動によってお腹が鳴る生理現象だからです。
空腹時の胃腸は、次の食事に備えて収縮を繰り返し掃除を行います。その掃除の活動音が、キュルキュルと犬のお腹から鳴るのです。
空腹でキュルキュル鳴るのは、愛犬の胃腸が健康に働いているサイン。食前にお腹がなっている場合は特に心配する必要はありません。
消化で胃腸が働いているとき
反対に、ご飯を食べ終わった後にお腹が鳴るのであれば、それは消化音です。
なので、特に心配する必要もなく、胃腸は食べた物を消化しようとするだけなので正常な生理現象です。
消化が終わるとまた空腹になって胃腸の収縮が始まります。この流れを繰り返し、キュルキュルとお腹が鳴る場合があるわけです。
お腹にガスが溜まっているとき
犬のお腹にガスが溜まる原因は、大きく分けて以下の2つです。
- 呼吸や食事で空気を飲み込む
- 消化の過程で、ガスが発生する
これらが原因で、お腹からキュルキュル鳴ることがあります。
これも人間と同じですね♪
ただし、あまりにもおならが多かったり臭いが気になる場合は、お腹の調子を崩しているかも知れません。
そんな時は、胃腸に問題があるかも知れないので、早めの受診をおすすめします。
犬のお腹が【体調不良】でキュルキュル鳴る場合
考えられる症状として、以下のことに気を付けてあげましょう。
体調不良の場合
- お腹が痛いとき
- 誤飲・誤食をしたとき
- ストレスを感じているとき
- 寄生虫の影響を受けているとき
こちらについても、それぞれご紹介します。
お腹が痛いとき
腹痛から引き起こされる症状や様子を、飼い主さんは気付いてあげることが大切です。
お腹が痛くなると、主な症状として以下の様子が見られます。
- 元気がない
- 食欲不振(食欲がない、ご飯を食べない)
- 下痢や嘔吐が見られる
腹痛の症状には、軽度なものから重度なものまであり引き起こす原因もさまざまです。
特に、日常でよくある腹痛の原因にはこのようなものがあります。
- お腹が冷えてしまったとき
- 体に合わないドッグフードを食べたとき
- 胃腸、肝臓などの消化器機能が低下しているとき
いずれにしてもお腹が鳴る以外に、体調不良が見られる原因があれば注意が必要です。
ちなみに、重症化する病気を一例にあげると、このようなものがあります。
膵炎
膵臓に炎症が起こり、自己消化を起こす病気。
子宮蓄膿症
卵巣ホルモンの分泌のバランスが崩れて、子宮で細菌が繁殖し膿が溜まってしまう病気。
腸閉塞
腸が詰まってしまうことで腸内の流れが止まってしまう病気。
胃拡張・胃捻転
胃が急激に膨らんだり捻じれたり、命をも脅かす病気。
ご参考までに。
その際には、いつ頃から症状があるのかどんな様子なのかをメモに取るようにしましょう。
獣医さんに、詳しい様子を伝えられると処置も的確になります。
飼い主さんは、ちょっとした変化に気づいてあげられることが大切ですね。
誤飲・誤食をしたとき
誤飲・誤食をした又は疑いを感じた時は、すぐにでも動物病院を受診する必要があります。
下痢・便秘・嘔吐・震えなどいろいろな症状が見られることも。
最悪、飲み込んだ物によって、胃に穴が開いてしまったり中毒を起こすこともあります。
わが家でも幼い子供がいるので、犬が苦手な“チョコレートやネギ類などの食べこぼし”や“小さなおもちゃの片付け”にはとても気を配るようにしています。
飼い主さんが知らないところで、室内では落ちている物を口にしてしまうこともあります。
普段からのお掃除や室内環境を整えることがとても大切です。
ストレスを感じているとき
犬もストレスを感じると、胃腸の働きが悪くなることがあります。
目立った症状もなく、原因不明である場合はストレスの可能性も考えられます。
ストレスの場合の症状
- 吠える・うなる・噛む
- 過度に体を舐める(皮膚炎につながる)
- 下痢・嘔吐 など
このような時は、普段から愛犬を観察してストレスを取り除く必要があります。
飼い主さんは、室内環境や生活環境を見直してあげることも大切ですね。
寄生虫の影響を受けているとき
寄生虫が関係している場合は、症状が出てからでないと分からないことが多いです。
なぜなら、体内で悪さをし始めてからではないと、飼い主さんも愛犬も気付けないからです。
主にフィラリア・回虫(かいちゅう)などが良く聞くところですが、腸内などに生息して下痢や嘔吐、呼吸困難・食欲不振さまざまな症状を引き起こさせます。
もし寄生虫の影響を感じたら、早めに病院を受診して原因を特定する必要があります。
寄生虫の駆除薬を使った感染を抑える方法もあるので、まずは獣医さんに相談してくださいね。
判断は難しい?犬のお腹がキュルキュル鳴るときの受診のタイミング
かと言っても、すぐに病気に連れて行くべきかどうかの判断に迷いますよね。
そんな時は、少しでも異常を感じれば、迷わずに獣医さんに相談しましょう。
一時的にお腹が鳴っているだけと思っていても、体調不良が原因で継続的に続くようになるかも知れません。
もともと胃腸が弱い子だったりアレルギー体質だったり、飼い主さんにしか分からないことがあるので小さな症状でも見逃さないようにしてあげることが大切です。
愛犬を守れるのは、いつも側にいる飼い主さんあなただけです。
普段の生活で愛犬への健康管理はもちろんのこと、万が一に備えを準備することはとても大切です。
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まとめ
ここまでが、犬のお腹がキュルキュル鳴るときに私たち飼い主ができることの解説となります。
犬のお腹がキュルキュル鳴るときに、心配する必要があるのかどうかを参考にしていただいて、愛犬のことを見守ってあげましょう。
今回の内容をもう一度まとめると以下の通りです。
- 犬のお腹が鳴る時は、生理現象か体調不良かの判断をする
- “お腹が鳴るとき以外の症状”があれば病気を疑う
- 体調不良が原因にあるなら、早めに動物病院を受診を
飼い主さんは、愛犬のことをよく観察してあげて少しでも異常を感じたら早めの対処をしてあげましょう。
最後まで読んでいただきましてありがとございました。
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
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