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トイプードルの病気でなりやすいものって何?多い症状やケガを解説

「トイプードルがなりやすい病気で気を付けることってあるのかな?」

「一緒に暮らす上で体に気を付けてあげることはないのだろうか?」

 

今回は、そんなトイプードルの病気について紹介していきます。

 

この記事を読むことで以下のことが分かります。

 

  • トイプードルを飼う前になりやすい病気を知ることがきる
  • 早期発見や予防につなげることができる
  • 病気の症状を知ることで早めに病院を受診するきっかけになる

 

なのは
愛犬がかかりやすい病気のことを良く知ることはとても大切なことです。

 

特に、トイプードルを飼い始めたばかりの飼い主さん、これから飼う準備をしている未来の飼い主さん、トイプードルがなりやすい病気のことに対して理解を深めることは重要なことです。

 

そんなトイプードルのなりやすい病気についてご紹介していきますね。

 

そんな私は、愛犬トイプードルと暮らし始めて早くも8年が経ちました。
長いようで短った日々の中には病気と向き合う日々や、楽しいことも嬉しいこともたくさんの思い出が詰まっています。
その中でも、共に寄り添い過ごしてた毎日からは、愛犬の感じるほとんどのことに気付いてあげられるようになりました。
それが私と愛犬の絆となり今では私の宝物です。

 

このブログでは「トイプードルを飼うこと検討している」「飼い始めたばかりで分からないことばかり」と言った、飼い主さんが感じる悩みをもとにお伝えしています。

 

それではよろしくお願いします。

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トイプードルが病気になりやすいものは関節・耳・目・皮膚が多いです

トイプードルのなりやすい病気の中では、関節皮膚に多くの症状が出るケースが多いです。

 

それら以外の症状も含めて、特に発症しやすい病名をまとめてみました。

 

体の場所 病名
流涙病(なみだ目)、白内障、進行性網膜萎縮症(PRA)
外耳炎
てんかん
呼吸器 気管虚脱
関節 膝蓋骨脱臼(パテラ)
皮膚 脂漏症、マラセチア性皮膚炎、犬アトピー性皮膚炎、食物アレルギー
内分泌 副腎質機能亢進症(クッシング症候群)

 

あおい
トイプードルに限らず、良く聞く病名もありますね。

 

なのは
トイプードルがかかりやすい病気を知ることで早期発見にもつながりますよ。

 

また、事前に知っておくだけで、普段の生活習慣の改善・病気予防にもつなげることができます。

トイプードルが病気になりやすいものの原因はどのようなものがあるの?

 

トイプードルがなりやすい病気には、遺伝性から発症するものや体の特徴から発症するものなど様々なものがあります。

 

遺伝性で言えば親犬から子犬へ引き継がれることによって発症するものもありますし、体の特徴で言えば垂れ耳・ふわふわの毛質など体の構造から発症を誘発するものがあります。

 

特に遺伝性の場合は、慢性的であったり、再発したりすることで長期間の治療が必要になることが少なくありません。

 

かと言って、これがトイプードルだけかと言えばそうではなく犬種によって遺伝性の病気はいろいろです。

 

あおい
人気のある犬種は交配が盛んに行われるって聞いたことがある。

 

なのは
トイプードルは人気のある犬種だから、疾患のある遺伝子も引き継がれやすいのは否定できません。

 

そんなところから、特に遺伝性や体の特徴からトイプードルがなりやすい病気について紹介していきます。

トイプードルが病気になりやすい11種について知る

 

それでは、トイプードルがなりやすい病気には具体的にどのようなものがあるを見ていきます。

 

なのは
飼い主さんから見て、少しでも異常を感じるようになら獣医さんに相談してみましょう。

 

目の病気

トイプードルには目の病気が多い傾向があります。

その中でも、なりやすい病気について紹介していきます。

 

流涙病(なみだ目)

涙がたくさん出てしまいあふれ出る病気です。

あふれ出た涙が目の周りの毛にこびりついてしまい、目の周りの茶色のような色に変色させてしまうことがあります。

 

主な原因には以下の2つがあります。

 

  • 目の中に被毛、まつげ、ホコリなどが入って刺激することで涙が過剰に出てしまう
  • 涙管が異物などで詰まることで、涙が排出されず涙が溜まってしまう

 

涙が目に溜まりやすいことから、目ヤニが増えたり細菌が繁殖することで皮膚炎を起こす原因になってしまいます。

 

治療法としては、このような流涙病になる原因を取り除く必要があります。

 

白内障

目の水晶体が白く濁るようになって視力が低下してしまう病気です。

 

徐々に視力は弱って行くので室内でつまずいてしまったり、暗い所を嫌がったりするようになります。症状が進行すると酷いときには失明する恐れもあります。

 

加齢による水晶体の衰えが原因にあげられることが多いですが、遺伝性や糖尿病との合併症で白内障になることもある怖い病気です。

 

治療方法としては、点眼や内服薬を使った進行を遅らせる内科治療と、人工の眼内レンズを入れる外科治療があります。

 

進行性網膜萎縮症(PRA)

原囚が解明されていない遺伝性の病気です。

徐々に視力が低下していき進行すると失明に至ってしまうこともあります。

 

この病気の特徴としては、網膜が徐々に薄くなることでゆっくりと視力低下がはじまり、症状が進行していくと最終的には失明をしてしまいます。

 

視力低下は、夜など暗い場所から視覚低下が始まり、徐々に明るい昼間でも同じように視力が低下して行きます。そのため、飼い主さんとしても気付きにくいケースが多くあります。

 

この病気は、遺伝性であるため年齢に関係なく幼犬期にも発症する場合もあります。

 

残念ながら現段階では治療法がないのが現状です。

もし暗い所と明るい所での行動の違いに気付いた場合は、動物病院で網膜検査を受けてみるのも良いでしょう。

耳の病気

耳の病気には、トイプードルのような垂れ耳の体の特徴をもつ犬種に多いです。

また、皮膚病と一緒に発症しやすいのも耳の病気の特徴です。

 

外耳炎

外耳炎は耳の入り口から鼓膜にかけて起きる炎症のことで、トイプードルに限らず多くの犬種に発症する病気です。

 

耳の中に炎症ができる原因以外に、ダニやアレルギー・皮膚炎などの基礎疾患が外耳炎を引き起こすこともあります。

 

また、トイプードルのような垂れ下がった耳をしている犬種には外耳炎にかかりやすく、免疫力が低下している時は細菌やマラセチアが繁殖しやすくなってしまいます。

 

外耳炎になると、耳が痛くなったり痒くなったり、また臭いもして来るので、耳を気にする様子が見られたら早めに対処する必要があります。

 

脳の病気

他の犬種にも見られますが、トイプードルも遺伝性の影響を受けて発症しやすい脳の病気があります。

 

てんかん

犬にも人間と同じようにてんかんがあります。

 

発作的に全身性のけいれん意識障害を繰り返す脳の病気です。

 

てんかんの発作の症状には、以下の2種類の症状で表れます。

 

全般発作

 

  • 全身がけいれんする
  • いきなり動きが止まり、少しのあいだ放心状態になる
  • 突然全身の力が抜けて倒れこむ など

 

焦点発作

 

  • 体の一部にけいれんを起こす
  • 何か食べてるように口を動かす
  • 落ち着きがなく行動に異常が目立つ など

 

予防方法については、残念ながらありません。できるだけ、てんかんをもつ犬には大きなストレスを与えないようにしてあげましょう。

 

呼吸器の病気

気管虚脱

気管虚脱は、気管が途中で潰れてしまい呼吸がうまくできなくなる病気です。

 

そのため、咳や呼吸困難などの症状が多く見られるようになります。

 

発症する年齢は幼犬から老犬まで様々。原因はまだ解明されていないこともあり遺伝性が関係しているとも言われています。

 

咳をすることが多くなったり、むせるような様子が増え始めたら、症状が重くならないうちに受診することが必要です。

 

関節の病気

トイプードルに最も多いのが関節の病気です。代表的なものに膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)があります。

 

膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝のお皿(膝蓋骨)が正常な位置から外れて脱臼してしまう病気です。

 

通常であると、膝のお皿は関節を動かす重要な役割をはたしているのに、それが外れてしまうことで膝を伸ばせなくなってしまいます。

 

そのため、時には痛みを伴い片足を上げたまま歩いたり、伸ばせない足をかばいながら歩いたりして平常に歩けなくなってしまいます。

 

特にトイプードルのような小型犬に多いもの特徴的です。

 

発症する原因には、遺伝性によるものとのと外傷性(高い場所からの飛び降り・転落、滑る床からの膝への負担、交通事故など) によるものがあります。

 

治療法としては膝蓋骨脱臼の重度によって異なりますが、手術が必要であったり鎮痛剤や栄養補助食品(サプリメント)などで症状の軽減を図る場合があります。

  

一度発症してしまうと、再発を繰り返すので室内環境を改善することも必要となります。

 

皮膚の病気

トイプードルに限らず、皮膚の病気は幅広い犬種に多いです。

また、皮膚炎にはいくつかの症状が重なって発症していることが多く、それぞれの症状に合わせた治療が必要になります。

 

そのうちトイプードルが良く発症する皮膚炎について紹介します。

 

脂漏症(しろうしょう)・マラセチア性皮膚炎

皮膚からの皮脂が過剰に出たり、皮脂が少なくなったり分泌のバランスが崩れた症状が続く皮膚病です。

 

症状としては以下の3つから分けることができます。

 

  • 油性脂漏症
  • 乾性脂漏症
  • マラセチア性皮膚炎

 

油性脂漏症

毛や皮膚がべたついたり、かさぶたができたり、また脂っぽくなることで体臭が強くなったりします。

 

乾性脂漏症

皮膚が乾燥する、フケが増える、毛がパサパサして潤いがなくなるなどの症状が見られるようになります。

 

マラセチア性皮膚炎

油性脂漏症や乾性脂漏症をもとにして、本来は危害を加えない常在菌(健康な体にも存在する菌)のマラセチアが過剰に増殖してしまうことで、強いかゆみを発症させ掻く・噛む・舐める続けるの症状が見られるようになります。

 

また、脂漏症には外耳炎膿皮症を合併症として発症しやすく、放っておいても良くはならないことが多いので早めの受診が必要です。

 

発症する原因には、遺伝性、アレルギー、食生活、皮膚の蒸れなどと言った様々ものがあります。

犬アトピー性皮膚炎

犬アトピー性皮膚炎は、室内に入り込んだダニや花粉などに対して過剰に免疫が反応してしまう病気です。

 

遺伝性が関係することも多く、かゆみを伴い、進行すると皮膚炎としても症状が現れます。

 

年齢も若いうちから発症することが多く、改善や悪化を繰り返すようになります。

 

完全に治る事は少なく、痒みや症状を抑える薬を使ったり、食事の工夫、スキンケアなどを行いアトピー性皮膚炎の体質とうまく付き合ながら過ごしていくことになります。

 

食物アレルギー

食物アレルギーは、ドッグフードなどの食べ物などが原因で過剰に免疫が反応してしまう病気です。

 

症状としては、痒みからの皮膚炎の発症や、下痢などの消化器症状の発症を起こすようになります。

 

この病気の原因のほとんどは、食事に含まれるたんぱく質に対して反応を起こしやすいのが特徴的です。

 

たんぱく質を多く含む食べ物としてあげられるのは以下のものがあります。

 

  • 肉類(牛、鶏、ラム)
  • 穀類(小麦、大豆、トウモロコシ)
  • 乳製品
  • 卵類

 

ちなみに食物アレルギーを起こす食べ物のことをアレルゲンと呼びます。

 

どの食べ物に反応するのか特定することは難しいため、アレルゲンを除去しながら愛犬にあった食べ物を見つけていく食事療法が一般的です。

 

もし食事療法でアレルゲンが特定できれば、今後はその子にあった食事を与えれば良いだけなので、食物アレルギーの発症を防げるようになります。

 

内分泌の病気

最後にホルモンの内分泌にかかる病気についてです。

 

副腎質機能亢進症(クッシング症候群)

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)とは、副腎(腎臓の隣に左右2つある臓器)から出るコルチゾールと言う副腎皮質ホルモンが過度に出てしまう腫瘍性の病気です。

 

そのため、以前よりたくさんの水を飲むようになる、オシッコの量が増える、食欲が増える、肝臓が肥大しお腹が膨らむ、と言った症状が出てくるようになります。また、皮膚トラブルも見られるようになります。

 

症状が重くなると、血栓症神経症などの合併症も併発してしまう怖い病気です。

 

中年齢以上の犬で発生することが多いと言われています。

 

病気の原因が腫瘍性であることから効果のある予防法が少ないのが現状です。

重症化する前に定期的な健康診断を受けて早期発見や治療が必要になります。

トイプードルが病気にならないような環境を整えることも大切です

 

ここまでトイプードルがなりやすい病気についてご紹介しましたが、飼い主さんの努力病気予防できたり進行を遅らせたりすることもできます。

 

愛犬が住む生活環境を整える飼育環境を見直す、これらのことができるのは飼い主さんだけだからです。

 

防げる病気にもよりますが、以下のことに気を配ってげると予防につなげることができます。

 

目の場合

 

目の周りの目ヤニや汚れを取るために、濡れたタオルなどで優しく拭き取ってあげて清潔な常態を保ってあげる。

 

耳の場合

 

耳の中に繁殖する細菌などを防ぐため、耳専用の洗浄液を使って定期的に耳掃除を行い清潔に保ってあげる。

 

関節の場合

 

  • トイプードルが室内で走り回っても滑らないように、カーペットやジョイントマットようなものを床に引いてあげて滑らない室内環境を整えてあげる。
  • 足の裏の毛が伸びていると滑りやすいのでマメにカットしてあげる。
  • また、ソファーなど高い所からの飛び降りを防ぐため、登らないような室内環境の工夫をしてあげる。

 

皮膚の場合

 

日々のブラッシングはもちろんのこと、定期的なトリミングや週2回程度のお風呂に入れてあげる。

 

食べ物の場合

 

食物アレルギーと思った時は、いま食べさせている食べ物をメモを取ったり成分表を控えたりして、早めに獣医さんに相談してみる。

 

なのは
実はこれらはわが家でも普段から実践している方法です。

 

ちょっとしたケアを心あげることで家庭の中でも簡単にできる予防方法なのでオススメします。

 

また、それ以外でも私は栄養補助食品(サプリメント)を使って愛犬の健康サポートも心がけています。

 

栄養補助食品には多くのものが販売されいて愛犬に合ったものを選ぶことがとても大切ですが、わが家ではサミー(SAMe)と言う成分が配合されたものを使うようにしています。

 

サミー(SAMe)とは
自然界にも体内にも存在する人や犬猫の体内にもある天然素材のアミノ酸。体の中から排出される活性酸素を浄化する作用があり、特に効果的なのはサミーが多く含まれる関節・肝臓・脳へダイレクトに働きかける効果を持ちます。そのため、細胞を修復・再生する力を秘めている成分です。

 

私もこのサミーを使うことで愛犬の肝臓の病気予防や、膝蓋骨脱臼の症状があった膝への負担を軽くすることができるようになりました。

 

栄養補助食品は普段のドッグフードにかけるだけなので、とても簡単で手軽にできる健康サポートです。

 

ちなみに、サミー(SAMe)を使った栄養補助食品についての関連記事はこちらで紹介しています。

良ければ読んでみてください。

 

 

添加物や防腐剤が一切使用されていない、原材料もすべて国産と言った栄養補助食品なので安心して安全に使うことができますよ。

まとめ

以上が、「トイプードルの病気でなりやすいものは?共に暮らす上で知るべきこと」の紹介となります。

 

この記事で紹介したトイプードルがなりやすい病気については、飼う前であっても現在飼っている飼い主さんであっても理解を深めて上げてくださいね。

 

そうすることで以下のようなことができるようになります。

 

  • トイプードルを飼う前にかかりやすい病気を知っておくことができる
  • 病気が分かれば早期発見や予防につなげることができる
  • 症状を知ることで早めに病院を受診するきっかけになる

 

トイプードルのことをよく知ってあげて、愛犬にも飼い主さんにもお互いが暮らしやすい生活環境を作って行くことが大切です。

 

今回はここまでとなります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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