「せっかく可愛い服を買ったのに、嫌がって着てくれない…」
「着せたはいいけど、テンションが下がって動かなくなった…」
一度嫌がってしまうと着てくれないことってありますよね。
今回はこのような悩みについて解説していきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- 愛犬が服を嫌がる理由が分かる
- 嫌がらずに着れる方法が分かる
- 服が持つ役割を知ることができる
この記事では愛犬に服を着せたいけど、来てくれない愛犬を持つ飼い主さん向けに紹介していきます。
それではよろしくお願いします♫
関連記事として、おすすめできる犬の服についてもこちらで紹介しています。あわせてどうぞ!
目次
【結論】嫌がる噛む場合まずは犬に服を慣れさせることが大切
飼い主さんとしては、焦らずにゆっくりと慣れさせてあげましょう。
犬は人間と違い、服を着て生活する習慣はありません。なので、嫌がる子が多いのも自然なことなのです。
犬が服を嫌がる理由とは?
背中やお腹にまとわり付くような感じや動きにくい圧迫感は、犬にとっては日常生活の動きを制限するものでしかありません。
「飼い主さんが可愛いから着せたい」、「体調管理のために着せたい」と思っても愛犬にはその感情が伝わらないのも事実。
飼い主さんのエゴになってしまう可能性もあります。
- サイズがきつくて合わない
- 服の生地が厚くて動きにくい
- 素材が固い、重いなど
また、犬は服を着なくても体温調節はできることから、必要以上に着せようとすると体温調節ができなくなってしまうことも。
嫌がる理由は個体差もありますが、服を着せることに無理強いするのはよくありません。
犬が服を嫌がらないようにする着せ方
愛犬自身の気持ちを変えることで、服に慣れて行くことができるからですね。
ただご褒美と言ってもオヤツを与えるだけでなく、愛犬をおもいっきり褒めてあげることをワンセットにして取り組むのがベスト。
オヤツがご褒美ではなく、褒めてもらえることがご褒美と思わせることがコツです。
【オヤツがもらえる】→【飼い主さんに褒めてもらえる】→ 【着るのが楽しい】→【好きなる】
と言ったような流れを作りながら服への抵抗感を和らげさせて行きます。
いきなりできることとは言えないので、時間をかけて繰り返し続けて行くことが大切ですよ。
- 着せるときは素早く
- 小さなことでも、できたことは褒める
- 嫌がったとき、その日はやめる
- できなくて叱らない
このように「イヤ」を「好き」に変えることができたら、嫌がることも少なくなります。
ただし、愛犬の年齢や性格によっては個体差はあります。子犬のうちにから服に慣れておくとすんなり着てくれる子が多いですが、成犬になってからだと思うようにいかないことも。
どうやっても嫌がるワンコもいます。なので、飼い主さんは無理に着せない選択肢も用意してあげてくださいね。
そもそも嫌がる犬に服を着せる必要はあるの?
犬に服を着せることへの意見は賛否両論。
そもそも嫌がるのであれば、無理に着せなくても良いのでは?
服を着ることのメリットとデメリットについてまとめました。
犬に服を着せるメリット
服が持つ役割のメリットは以下の通りです。
- 抜け毛落ちの防止
- 感染症などの予防
- 紫外線対策
fa-paw抜け毛落ちの防止
抜け毛のある犬種は外出時に毛を落とすことも。飼い主さんはさほど気にならなくても他人には気になってしまいます。服を着ていると、服に抜け毛が付くので抜け毛落ち予防になります。
fa-paw感染症などの予防
外出や散歩の時に体に付くノミやダニなど、感染症の原因になる害虫を体に付着させにくくするため服は愛犬を守ってくれます。家に着いたら服はちゃんと脱がせてあげましょう。
fa-paw紫外線予防
犬には毛があるから大丈夫と思いがち。でも、皮膚の弱い子、毛が短い子など個性は様々。紫外線は皮膚への刺激になります。紫外線予防としても効果があります。
犬に服を着せるデメリット
反対に、犬に服を着せることのデメリットは以下の通り。
- 毛玉ができる
- 通息性が悪くなり蒸れる
- ストレスを感じる
fa-paw毛玉ができる
服と毛が擦れることで毛玉ができやすくなります。毛玉ができると皮膚が突っ張るだけでなく、通気性が悪くなってしまい蒸れやすくなります。
fa-paw通気性が悪くなり蒸れる
皮膚が蒸れやすくなると、汚れも溜まりやすくなります。皮膚が蒸れた状態は、雑菌の繁殖を手助けしてしまい感染症など皮膚病に繋がってしまいます。
fa-pawストレスを感じる
もともと服が嫌いな状態で無理やり着せていると、感じるストレスも大きいはず。無理に着せるのは禁物です。
このように服が持つ役割を理解して、必要なときにだけ着せてあげることが最も効果的な着せ方ではないでしょうか。
犬に服は必ずしも必要ではないですが、着せることの効果は十分にあると言えますね。
【体験談】わが家では必要なときにしか犬服は着せない
なぜなら、犬の服の役割の【メリットとデメリット】のバランスを取りながら着せているからです。
- 一緒にお出かけするとき
- 散歩に行くとき
もっぱら外に出る時にしか着せないようにしています。
ですが、はじめからそうしていたわけではなく、服を室内でも着せっぱなしにしていた経験からです。
共働きで留守番をさせることが多い生活環境で、冬場良かれと思い室内でも服を着せたままにしていました。
結果的に、お手入れも行き届かないまま皮膚炎を患わせてしまったことを今でも反省しています。
それからと言うもの着せっぱなしはやめ、服の役割を理解し必要な時だけ着せるようにしています。
今では愛犬のことを最優先に考え楽しみながら着せられるようになりました。
犬の服を楽しむうえでも、【デザイン】や【素材】など飼い主さんとしては気になるところ沢山ありますよね。
そんなおすすめできる犬の服についてこちらの記事でまとめました。
あわせてチェックしてみてくださいね。
まとめ
ここまでが「【犬服】嫌がる愛犬!噛む愛犬!嫌がらずに着せる方法とは?」の解説になります。
愛犬が服を嫌がるのであれば無理に着せてはいけません。ですが、服の役割を理解し着せる必要がある時も考え普段から服に慣らしてあげることも大切です。
今回の内容でお伝えしてきたことを、もう一度まとめると以下の通りです。
- 愛犬が服を嫌がる噛むには理由がある
- 嫌がらずに服を着せる方法がある
- 犬の服には着せる役割がある
犬の服は、愛犬にとっても飼い主さんにとっても【楽しい】と思えるのが一番です。
愛犬も安心しながら服が着れるように飼い主さんも慣らしてあげてくださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。それではまた。