「愛犬の体重が最近重くなってきた...悪い病気になったりしないかな?」
「肥満の愛犬を改善させてあげる方法は何かないのだろうか?」
今回はこのような悩みを持つ飼い主さん向けに解説していきます。
この記事を読むことで以下の内容が分かるようになります。
- トイプードルが太ることで生活習慣病を引き起こす危険性が分かる
- 食生活と運動不足の改善で肥満の予防策を知ることができる
- 運動をしたがらない場合は、サプリメントの使用も検討する
トイプードルに限らず、犬も人間同様に太ることで様々な病気を発症する場合があります。
太る主な原因は、食べすぎなどの食生活と運動不足のこの2点です。
病気になってからで取り返しのないことあります。もし、愛犬が太ってきたと感じたら早めの生活習慣の見直しをして行きましょう。
この記事を書く私は愛犬トイプードルと暮らしはじめて早くも8年が経ちました。
共に寄り添い過ごす日々からは「絆」も深くなり、愛犬の思うことのほとんどは気付いてあげられるようになりました。
そんな毎日のなかで楽しい生活を送っています。
このブログでは、トイプードルを飼う飼い主さんが感じやすい悩みをもとにお伝えしています。
それではよろしくお願いします。
目次
【結論】トイプードルだってどんどん太ると危険!生活習慣病に繋がります
飼い主さんは、普段の食事や生活習慣から太りすぎないように注意してあげることが必要です。
愛犬の体格から獣医さんに相談すると、理想体重についてアドバイスがもらえるはずです。
肥満ぎみ・肥満 | あばら骨のごつごつ感が感じられない。 |
ふつうの状態 | 少しごつごつした感覚を感じられる。 |
痩せぎみ・痩せている | はっきりとあばら骨の形が分かる。 |
あばら骨の触り具合で肥満かどうか判断できますよ。
愛犬の健康を守ってあげるためにも、愛犬の肥満がどれだけ危険なことなのかを知っておくことが大切です。
なぜどんどんと太ることがトイプードルにとって危険なのか?
肥満が原因で脂肪が増えてしまうことにより、体重が重くなって体に負担をかけてしまうからです。
- 関節炎
- 心臓病
- 高血圧
- 糖尿病
- 呼吸器の病気
- 歯周病 など
もしあなたの愛犬が太りぎみで、何か病気の症状が見られるときは早めに動物病院を受診しましょう。
太る生活習慣を改善することで病気からトイプードルを守る方法3つ
そんな愛犬の肥満を防ぐための予防方法3つについてご紹介します。
- 適切なドッグフードの量を与える
- おやつの量を控えてあげる
- 運動不足を解消する
適切なドッグフードの量を与える
肥満にならないようにようにするためには、バランス良く与えるために分量に気を付けることです。
目分量で、それよりも多く与えてしまうことは肥満に繋がる大きな原因になります。
その計算方法とは、DERを求めることにより1日に必要なカロリー(ドッグフードの分量)が分かります。
具体的な計算方法については以下の通りです。
RERと必要係数については、以下の早見表を参考にすることができます。
fa-angle-double-rightRER
体重別に愛犬が1日を過ごすための必要なカロリー。ここでは1kgきざみで表示しています。
fa-angle-double-right必要係数
係数についてはあらかじめ決まった数値があります。以下の通りです。
例えば条件を以下のように設定して計算してみるとこのような感じです。
- 体重4kgのトイプードル
- 8歳(去勢・避妊済)
- ドッグフード/100gあたり407kcal
198(RER)×1.2(必要係数)=237.6(DER)
237.6(DER)÷407(ドッグフード100gあたりのkcal)×100=58.37...g
つまり、1日に摂取するドッグフードは約58gと言うことが分かりますね。
このように愛犬の体重や状況によって、数値を当てあてはめていくだけで簡単に1日に必要な摂取カロリーを求められます。
できるだけ細かく把握することで肥満を防ぐ方法としては効果的です。
愛犬がドッグフードの食べ過ぎによってカロリーオーバーとならないよう、しっかりとした食事の管理をしてあげましょう。
おやつの量を控えてあげる
おやつを与える頻度や回数についてもしっかりと管理をしてあげましょう。
犬にとって、おやつは食事以外の楽しみなので与えれば与えるほど食べてしまいます。
fa-check-square-o犬用ジャーキー
脂質分の高いジャーキーを毎日与えてしまうことは偏食のもと。栄養バランスが崩れてしまい肥満になりやすいです。
fa-check-square-o人間用のチーズや牛乳
これらもカロリーや塩分が高く、肥満や内臓への負担になってしまいます。
トイプードルは頭の良い犬種なので、おねだりすればおやつがもらえることもすぐに覚えてしまいます。
飼い主さんとしても、可愛いさのあまり与えてしまいがちになるのはわが家でも同じです。
ですが、体のことを考えておやつも与えすぎないようにしてあげましょう。
運動不足を解消する
体は食事で得たカロリーよりも運動して消費するカロリーの方が少ないと、摂取した栄養素を脂肪として蓄えようとします。
トイプードルは室内犬ということもあり、飼い主さんの生活環境によっても毎日散歩に連れてあげられないこともあります。
ちなみ、わが家でも共働き世帯と言うこともあり、毎日散歩に連れてあげることは難しかったりします。
そんな時は、できるだけ体を動かせられる室内遊びをするようにしています。
肥満を防ぐためにも、継続的な散歩や運動を飼い主さんは心がけ愛犬が太らないようにしてあげましょう。
トイプードルも運動できなければ太る!負の連鎖を克服できない
よくあることには、太ってしまったことによって膝の関節に負担がかかり関節炎を起こしてしまっている状態です。
つまり、運動することが困難な場合、このような負の連鎖を招かざるおえません。
【関節炎を発症】→【運動できない】→【太る】→【関節炎の悪化、他の病気の発症】→【運動できない】
解消しなければこのサイクルの繰り返しとなり、肥満の解消に繋げることができなくなります。
私の愛犬トイプードルは老犬を迎えたと言うこともあり、総合栄養食(サプリメント)による関節のケアを行っています。
数あるサプリメントの中でも、特に関節に栄養補給ができるサミー(SAMe)配合のものを使うようにしています。
関節炎の痛みなど改善する効果が期待できるので、肥満による関節のサポートには最適なサプリメントです。
そんなサミー(SAMe)配合のサプリメントについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
あわせて読んでみてくださいね。
まとめ
ここまでが「トイプードルもどんどん太ると体を悪くする?ぽってりが招く負の連鎖」の解説となります。
愛犬が太ることで発症しやすい病気を予防するためには、ドッグフードやおやつの食事管理・適切な運動を行うことが愛犬を肥満から守る第一歩と言えます。
この記事で紹介したことを再度お伝えすると以下の通りです。
- トイプードルが太ることで生活習慣病の危険性がある
- 食生活と運動不足の改善で肥満を予防することができる
- 運動をしたがらない場合は、サプリメントの使用も検討する
あなたの愛犬が、肥満による病気の発症によって寿命を短くさせることは防がなくてはいけません。そのためにも日々の悪い生活習慣を正してあげることが大切です。
愛犬が太りすぎないように飼い主さんは十分に管理をしてあげてくださいね。
今回はここまでとなります。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
それではまた。